新たにGoogle Cloud Storageデータコネクタが導入され、Google Cloudに保存されたファイルをさらに効率的に操作できるようになりました。このコネクタを用いることで、Google Cloud Storageとのシームレスな統合に加え、OAuthやワークロード連携サービスを利用した安全な認証が実現します。また、単一ファイルの読み書きが簡単に行え、既存ファイルの上書きや新規ファイルの作成も柔軟に対応可能です。なお、Google Cloudのストレージリソースにアクセスする際には、有効なProject IDが必要です。このコネクタでは、基本的なファイル操作に加え、バケットやフォルダの閲覧も可能なため、必要なファイルやディレクトリを選択して操作することができます。これにより、データの取得や重要なドキュメントの更新をスムーズに行い、クラウドストレージをより直感的かつ効率的に利用できるようになります。
SingleStoreが新たに正式なデータソースとしてサポートされるようになり、ご利用のSingleStoreデータベースを当プラットフォーム内で簡単に統合できるようになります。この機能強化は、主要パートナーからのフィードバックを受けて実現したもので、DCM(データ接続マネージャー)を利用するワークフローにも、DCMを利用しないワークフローにも完全に対応しています。
DCMを利用した接続管理を希望するユーザー向けに、SingleStoreがDSNおよびDSN-less接続の両方に対応しました。入力ツールや出力ツールを使用する際、ODBCまたはクイック接続オプションを選ぶことで、簡単にSingleStoreのインスタンスへ接続できます。クイック接続の設定では、必要な接続情報を入力して設定を保存し、接続ボタンを押すことで迅速にデータへアクセスできるスムーズなプロセスが利用できます。
コネクタの認証方式としては、ユーザー名/パスワード、JWT(PingFederate IdP経由の標準OAuth認証)、そしてKerberos認証を利用する環境向けの追加認証不要のオプションに対応しています。こうした柔軟性より、ユーザーは自社のセキュリティポリシーに基づき、安全かつ効率的に接続することが可能です。
このコネクタを利用することで、SingleStoreのデータの読み込みや書き込みのプロセスが簡素化され、複雑な手動の設定を行うことなく、ワークフローの作成に集中できるようになります。また、SingleStoreのODBCドライバが統合されているため、ユーザーはデータワークフローの一環として、SingleStoreとシームレスにやり取りできます。
Alteryx Designer 2024.2から、AWS Identity Centerによる認証がAWS RedshiftおよびRedshift Bulk Loaderでサポートされました。これにより、AWS's Identity Centerを通じて安全かつシームレスな認証が可能になります。従来のセキュリティや柔軟性に欠ける代替手段を使う必要がなくなり、Redshiftの機能を最大限に活用しながら、組織のセキュリティプロトコルに準拠したデータアクセスが実現し、ワークフローの効率も向上します。
Alteryx Designerにおいて、Google BigQuery Bulk Loader向けの新しい認証方法を導入しました。これにより、Azure ADとGoogle Cloud Identity Platform間で連携されたサービスアカウントを使用した認証が可能になります。OAuth認証に24時間のリフレッシュトークン制限を設けている企業にとって、この認証方式は非常に重要であり、厳格なセキュリティ要件を満たしながら、Google BigQueryへの安全で中断されることのないアクセスを実現できるようになります。
Alteryxでは、ユーザーの皆様がどこにあるデータにも簡単、迅速かつ安全に接続できるよう、日々取り組んでいます。2024.2バージョンの新機能が、お役に立てば幸いです!
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