この度Alteryxでは、Designer 2024.2をリリースしました。この新しいバージョンでは、接続の色のカスタマイズ、ツールのデフォルト設定のカスタマイズ、複数行でのコンテナタイトルの管理など、ユーザーの皆様からのご要望が多かったカスタマイズ機能が新たに搭載されました。これらの新機能をどのように活用できるかを以下にご紹介します。
ツール間のworkflowの接続線の色をカスタマイズできるようになりました。接続上で右クリックし、メニューから「接続の色を変更」を選択することで、カラーピッカーからお好みの色を選んで変更できます。この機能により、異なるデータストリームを簡単に区別でき、特に複雑なworkflowなどで重要な接続を目立たせることができます。また、重要なデータ変換を強調表示できるだけでなく、キャンバスもさらに見やすくなります。workflowをお好みの色で色付けすることで、実用性や視認性を強化できる便利な新機能です!
ヒント: Ctrlキーを押しながらクリックして接続線を選択すると、複数の接続の色を一度に変更できます。
右クリックメニューの「接続の色の変更」オプション
接続の色を変更した後のworkflow
ツールの設定を変更する際に、その設定を規定として保存できるようになりました。ツールをお好みの設定に変更したら、設定ウィンドウの左下にある鉛筆アイコンをクリックし、「規定に設定」を選択すると、次回そのツールを使う際に、保存した設定が自動的に適用されます。もしシステムの既定の設定に戻したい場合は、再度鉛筆アイコンを選択し、「システム既定に戻す」を選んでください。
この機能を使えば、頻繁に利用するツールの設定を何度も行う必要がなくなります。特に、フォーミュラツールで新しい列の規定のデータ型を設定したり、ツールコンテナのフォーマット設定を保存したりしたい方にお勧めの機能です。日常的に使うツールの設定を繰り返す手間が省けることで、どれほどの時間を節約できるか、ぜひ想像してみてください!
ヒント: この機能を使うと、ツールの設定のすべての部分が規定として保存されますが、保存したくない数式やテキスト(たとえば、コンテナタイトルなど)がある場合は、必ず削除しておきましょう。
ツールコンテナやコントロールコンテナのキャプションが、ついに複数行に対応し、ドキュメントの読みやすさが飛躍的に向上します。キャプションの入力時にエンターキーを押すだけで、新しい行を簡単に作成できます。この機能を活用することで、workflowをコンパクトかつクリーンに保てるようになります!
ヒント:この機能を使う際には、余白を「なし」に設定すると、コンテナをさらにコンパクトに保てます!
今回ご紹介した新機能は、Designer 2024.2に追加されたカスタマイズ機能の一部に過ぎません!今回のアップデートでは他にもたくさんの魅力的な新機能が盛り込まれています。すべての新機能の一覧や、ここでご紹介した機能のより詳しい情報を知りたい方は、ヘルプドキュメントをご覧ください。ぜひ最新バージョンのAlteryx Designerのバージョンをお試しいただき、これらの新機能によってどのようにDesignerの使い勝手が向上するかをご体感ください!
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