ノーコードでREST APIを５分以内に使用する

[AkimasaKajitani]

AlteryxからREST APIに接続することは、素晴らしいスキルです。しかし、APIドキュメントはナビゲートが難しく、必要なヘッダー、クエリ文字列、ペイロードをどこに配置するかを把握することに混乱するかもしれません。そこで今回は、Nasdaq Data Link という無料・有料データセットのオンラインリソースから株式データを 5 分以内で取得することに挑戦してみます。API のクイックスタートガイドを使いますので、タイマーをセットしてください・・・。

１．環境のセットアップ

新しいワークフローを開き、テキスト入力ツールを追加し、'url'というカラムを追加し、その出力にダウンロードツールをつなげます。

２．リクエストURL

クイックスタートガイドの例では、Facebookの株式データを要求する場合のURLが示されているので、それをテキスト入力ツールの「url」フィールドの値として追加することにします。

https://data.nasdaq.com/api/v3/datasets/WIKI/FB/data.csv

 現時点ではこれで問題ありませんが、将来的にはリクエストURLの各要素を固有のフィールドに分割し、フォーミュラツールを使って文字列をコンパイルすることで、同じワークフローでさまざまなデータセットをダウンロードできるようにすることを検討する可能性があります。また、リクエスト文字列の最後に 「.csv」があることにお気づきでしょうか。これは、リクエストしたデータが csv 形式で返されることを示しますが、Nasdaq Data Link のドキュメントによれば、json や xml を指定することも可能です。

３．認証

クイックスタートガイドに基づき、リクエストはAPIキーを使って認証を行う必要があります。まずキーを取得するためにサインアップしましょう。テキスト入力ツールに別のフィールドを追加し、そのフィールドにapi_keyという名前を付けて、取得したキーをそのフィールドの値として入力してください。テキスト入力ツールの設定は、以下のようになります。

４．ダウンロードツールの設定

基本設定タブ

URLのドロップダウンからurlフィールドを選択します。他のすべての基本的な設定はデフォルトの設定のままで問題ありません。

ヘッダー

デフォルトセッティングのままです。

ペイロード

 HTTPアクションはデフォルトの「GET（or FTP）」です。「クエリ文字列/本文を作成」のラジオボタンを選択状態にしてください。クエリ文字列というのは、URLパスの？マークの後にくる文字列のことです。利用可能なフィールドのリストから、取得したAPIキーを含んだフィールドを選択してください。

接続

デフォルトセッティングのままです。

５．ワークフローの実行

最後にブラウズツールを追加し、データセットを保存したい場合は、データ出力ツールを追加します。ワークフローを実行すると、Download HeadersとDownload Dataの2つのフィールドがワークフローに追加されます。Download Dataフィールドには、Facebookの株式データがcsv形式で保存されます。読みにくいと思いますので、この後列分割ツールを追加して、データを読みやすい形式にパースすることができます。

ダウンロードツールに関するご質問をお聞かせください。

This article was originally written by @TashaA and published on 11/24/2015 in the English community. Original Link

本記事は、@TashaAによって2015/11/24にEnglishコミュニティに投稿されました。元記事

（2022年時点の最新のURLなどに書き換えて投稿しています）