Alteryxが提供する合理化された分析をすでにご存じの皆様に、次のステージであるAlteryx Oneをご紹介します。Alteryxの魅力をすべてシームレスに統合したプラットフォームが誕生しました。強力なデスクトップツールから、クラウドの接続性、堅牢なAI機能、そして強化されたコラボレーション機能まで、Alteryx Oneはアナリストとエンタープライズの両方を支援するように設計されています。当社はこれを単なるリリースとしてではなく、分析の概念を再構築するものとしてお届けします。Alteryxの新時代の詳細については、こちらの専用ブログ投稿をご覧ください。
新しいAlteryx Oneの一部である25.1リリースには、ワークフローをより迅速、スマート、セキュアにするための機能が満載です。新しいAIツール、ワークフロー機能の強化、ライセンス管理の簡素化、セキュリティの向上など、このアップデートはお客様がより少ない労力で多くの成果を上げられるよう設計されています。
25.1では、使いやすさ、接続性、ガバナンスが重視されています。最先端のツールを試してみたい方や、現在のプロセスを微調整したい方など、皆様のニーズを第一に考えてこのアップデートを構築しました。
25.1リリースに含まれる主なアップデートをご紹介します。
新機能の概要を確認したい方は、この25.1リリーススナップショットの続きをチェックし、Alteryxがあなたの作業方法をどのように変革するかをご覧ください。
Alteryxへのアクセス方法が新しくなりました。統合されたログインと簡素化されたライセンス管理により、あらゆるものをすぐに利用できます。DesignerとAnalytics Cloudを両方ご利用の場合でも、すべてのライセンスを1つのオンラインページで確認でき、1回のログインで必要なものすべてにアクセスできるようになります。
1回のログインですべてを把握!
また、クラウドライセンスを使用すれば、Alteryx管理者は新しいコマンドラインインターフェースから数百のインストールを一括で遠隔アクティベートできます。この迅速かつ効率的なインターフェースは、お客様のニーズに基づいて設計されました。
クラウドライセンスを使用していない場合は、従来通り、ライセンスキーでDesignerやServerをアクティベートすることができます。
これまでAlteryxは信頼できる分析プラットフォームとして皆様に選ばれてきましたが、より使いやすくなるようさらに進化しています。プラットフォームが成長するにつれ、製品と機能の完璧な組み合わせを選択するのが難しくなっているというご意見をいただきました。その点を改善するため、より少ない手間で分析を最大限活用できるように、プラットフォームを統合して簡素化しています。
統合された新しいAlteryx Oneでは、分析へのアクセスがかつてないほど簡単になりました。必要なものをすべて1か所にまとめ、複雑な操作に悩まされることなくインパクトの創出に集中できます。また、バンドルされた機能と、ニーズに合わせてソリューションをカスタマイズできる柔軟性により、統一されたAlteryxプラットフォームを最大限に活用できる新しいオプションを導入しました。ご検討の際は、Alteryxの担当者に問い合わせ、目標に完璧に合致するエディションをお選びください。
詳細については、Alteryxの価格設定とリリースノートをご覧ください。
簡単な言葉で複雑な問題を解決したいと思ったことはありませんか?Alteryx Oneでは、生成AIツールがアイデアを実現し、作業方法を変革し、新たな可能性を引き出します。新しい生成AIツール(現在プライベートプレビュー中)を活用すると、データを簡単にクリーニング、準備、標準化することができ、退屈なタスクをイノベーションの機会へと変換します。承認済みの大規模言語モデル(LLM)に直接接続し、大変な作業をAIに任せましょう。また、Alteryx Copilotの導入により、Designer上で会話型エクスペリエンスを利用できるようになりました。自然言語で必要なことを説明するだけで、AIがワークフローの構築、ツールの機能の理解、問題解決を支援します。
新しいAI機能の詳細については、をご覧ください。この記事では、さらに多くのイノベーションを紹介しています。
Alteryxを新しく使い始めたばかりのユーザーでも、長年ご愛顧いただいているお客様でも、Alteryxが分析のユースケースを簡単、迅速、パワフルに解決できることをご存じかと思います。25.1では、パフォーマンス、使いやすさ、品質を向上させるツールを提供しています。
最初に、新しいデータクレンジングプロツールをご紹介します。これは、卓越したデータ品質を簡単に実現するための究極の高性能ツールです。以前、「Designerのクレンジングツールは素晴らしいが、処理を高速化し、クレンジングオプションを増やしてほしい」というご意見をいただきました。当社はそれに対応するため、クレンジングロジックの拡張とパフォーマンスの高速化を実現するだけでなく、データをこれまで以上に迅速かつ簡単にAI用に準備するための高度なツールを開発しました。
準備] タブでデータクレンジングプロツールを検索
多くのデータ列にわたる簡単な検索、高度なクレンジングロジック、そして高速なパフォーマンスなどの機能により、データクレンジングプロツールはデータをクリーンで正確、そしてAI主導のインサイトに対応できるように処理・クレンジングするのに役立ちます。予測モデルを構築する場合でも、意思決定を自動化する場合でも、このツールはワークフローを加速させ、AIイニシアティブを支えるデータの信頼性を向上させます。
データクレンジングプロツールの [設定] ウィンドウ
新しいデータクレンジングプロツールを活用したい場合は、AMP Engineを使用してください。詳細については、リリースノートをご覧ください。
従来のデータクレンジングツールがお好みの方もご安心ください。25.1でも引き続き利用することができ、近日中に削除される予定はありません。
AlteryxコミュニティやACEからのリクエストに基づいて設計された新しいDesignerキャンバス機能「ワークフローの部分実行」をご紹介します。
ご要望をお寄せいただきありがとうございます!(GIPHY)
大規模で複雑なワークフローをより簡単に構築、テスト、編集するため、ワークフローを特定のツールまで実行できるようにしたいというご要望をいただきました。多くのユーザーが、ワークフローのキャッシュと実行を使用したり、コントロールコンテナをオフにしたりするなど、創意工夫によって解決していましたが、本当に必要だったのはワークフローに単純な停止ポイントを挿入する方法でした。Designer 25.1にはその機能が導入されています。
ツールを右クリックして [選択したツールまで実行] を選択します。ワークフローはそのツールに到達するまで実行されます。
ワークフローの部分実行により、開発がはるかに簡単になります。25.1とAMP Engineを使用すれば、選択した任意の停止ポイントまでワークフローを実行できるため、推測ではなく結果に基づいて正確なテスト、デバッグ、改良を行うことができます。
Designer 25.1では、ご要望の多かったもう1つの機能である、実行時の既定タイムゾーンを設定する機能が導入されました。このアップデートがどのように役立つかを説明するために、簡単な例を考えてみましょう。
あなたは太平洋時間の拠点、同僚は東部時間の拠点で働いていて、Serverは協定世界時に設定されているとします。ワークフローで日時データを現在時刻と比較する必要がある場合、どこの現在時刻を使用すべきでしょうか?
以前までは、そのワークフローが実行されるマシンの時刻が「現在時刻」として扱われていました。したがって、この例のワークフローにおける現在時刻は、あなたが実行した場合は太平洋時間、同僚が実行した場合は東部時間、Serverが実行した場合はUTCと見なされていました。場合によっては、この仕様が原因で不整合が発生することもありました。
25.1では、ワークフローの既定タイムゾーンを指定するオプションが提供されるようになり、必要に応じて以下のように日時の比較を完全にコントロールできるようになりました。
この例では、ワークフローは実行時に「現在時刻」を中国標準時として認識します。ワークフローが実行されるマシンのタイムゾーンは関係ありません。
これは便利なオプションですが、現状のワークフローが正常に機能している場合はご心配なく。既存のワークフローは25.1でも以前のバージョンと同様に機能し続けます。必要なければ、実行時の既定タイムゾーンを指定する必要はありません。興味がある方は、こちらで詳細をご確認ください。
Alteryxはデータアクセスの障壁を取り除き続け、さらに多くのプラットフォームとのシームレスな統合を可能にしています。Microsoft Fabric上のAzure Synapse、Qlik、Starburstとの新しい接続により、これまでにない方法でデータをオーケストレーションし、クラウドデータの可能性を最大限に引き出すことができます。
これらの新しいコネクタの設定方法については、こちらをご覧ください。Qlikは25.1リリース直後にマーケットプレイスからダウンロード可能になる予定です。
皆様からいただいたフィードバックに基づいて、当社はデータの接続性を次のレベルへと引き上げています。Designerのインデータベースツールは、SELECT文にとどまらず、事前/事後SQLステートメントによる高度なデータ操作を可能にしています!
例: データストリーム入力ツールに事前SQLステートメントのオプションが導入されました。
これにより、行の挿入やビューの作成など、より高度なデータ操作が可能になりました。詳細については、リリースノートをご覧ください。
私たちは常にユーザーの皆様のご意見に耳を傾けています。ご意見やアイデアをぜひお寄せください。
スパイダーマンの主人公、ピーター・パーカーの叔父ベンが忠告したように、「大いなる力には大いなる責任が伴う」のです。
Alteryxは革新的な機能にエンタープライズグレードのセキュリティとガバナンスを組み合わせることで、お客様が安心してイノベーションを実現できるようにしています。
管理者がユーザーを招待して資格情報の作成と編集ができる新しい資格情報ページによって、Serverのセキュリティが強化されました。
管理者は他のServerユーザーに自分の資格情報の直接編集を許可できます。
これまでは、サービスアカウント所有者が管理者のマシンでパスワードを入力したり、Server管理者とパスワードを共有したりしていたケースもあったかもしれませんが、今後そのような恐ろしいことをする必要はありません。ユーザーはServer上の単一の場所で資格情報を管理できるようになります。
ユーザーも資格情報を一元管理できるようになります。
新しい資格情報ページにより、ユーザーはワークフローに埋め込まれた資格情報、実行時に設定された資格情報、スケジュール用の資格情報を個別に更新する必要がなくなります。これからはすべてのServer資格情報を1か所で管理できます。Serverの資格情報管理の詳細については、こちらをご覧ください。
25.1では、システム設定の変更を監査できる機能により、Server管理者がServer環境をより詳細にコントロールできるようになりました。重要な設定変更には詳細な監査証跡が付与されるようになるため、Server環境の可視性が向上し、より強力なガバナンスとコントロールが可能になります。
Serverの新しい監査ログの場所 |
ログに記録されるアクションの例
これによって、誰かがワーカーノードのタイムアウトを変更したか、エンジンで利用可能なメモリを増やしたか、GalleryのSSLをオフにしたかなど、より多くのことを確認できるようになります。完全な詳細については、こちらをご覧ください。
Serverの改善のためのアイデアはいつでも歓迎です!ぜひコミュニティの掲示板で、ご意見やフィードバック、機能のリクエストをお寄せください。
Microsoft Information Protectionの組み込みサポートにより、機密ファイルにラベルを付けてコンプライアンスを合理化することができます。
Eメールツールで利用可能になった機密ラベルの例。
ファイルやEメールを作成する際、DesignerがMicrosoft Purviewの「機密ラベル」を自動的に適用できるようになり、チームは機密情報が適切にマークされていることを確認することができます。詳細については、こちらをご覧ください。
これらの機能強化は、信頼を損なうことなく、データにアクセスして分析できるようにしながら、組織が最高のセキュリティ基準を満たすのを支援するというAlteryxのコミットメントを表しています。
Designer 25.1の便利な機能をいくつかご紹介します。
DateTimeWorkDays
を使用することで、開始日と終了日の間の営業日数(週末を除く)を計算できるようになりました。 DateTimeWeekNum
を使用すれば、任意の日時の週番号が簡単にわかります。
この投稿では、DesignerおよびServer 25.1の主な強化点を大まかにご紹介していますが、すべての機能を網羅しているわけではありません。今回のリリースでは、さらに多くの優れた機能が追加されていますので、ぜひ詳細をご確認ください。より詳しい情報をお求めの方のために、今週、製品アップデートウェビナーも開催予定です。皆様のご参加をお待ちしています!
Alteryxプラットフォームや秋のリリースで登場する新機能について詳しく知りたい方は、こちらのお役立ち記事をご覧ください。
Alteryx 25.1は皆様のフィードバックに基づいており、お客様の成功を後押しできるよう設計されています。皆様がこれらの革新的な機能を使用してどのようなイノベーションやインパクトを創出するのか、本当に楽しみです。25.1に含まれるすべての内容の詳細については、テクニカルドキュメントをご覧ください。皆様からのフィードバックやご提案もお待ちしています!Alteryxコミュニティのディスカッションフォーラムでアイデアをぜひご共有ください。
この記事で紹介した情報は、Alteryxの未来のほんの一部に過ぎません。製品アップデートウェビナーに参加して、Alteryxが分析の未来をどのように形作っているか、そしてイノベーションの今後の道のりに何が待っているかをご覧ください。これは、当社の製品ロードマップをより深く掘り下げ、Alteryxが分析でさらに多くの価値を生み出すためにどのように進化しているかを確認できる特別な機会となります。
また、パイロットプログラムに参加すると、開発中の新機能についてさらに詳しく知ることができます。このプログラムを通じて新機能のテストにご協力いただくことで、Alteryxの製品開発チームやエンジニアリングチームに直接フィードバックをお寄せいただけます。ぜひご参加ください。
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