英語版（English）のコミュニティを活用しよう

[AkimasaKajitani]

今このブログをご覧になられている方はAlteryx Communityを日本語で読んでいると思います。その場合、当然右上の言語設定メニューは「日本語」になっているはずです。

多くの方がご存知と思いますが、Alteryx Communityのベース言語はEnglish(US)です。

右上にある言語設定を「English(US)」に変えてみると・・・非常に多くの投稿や解決策があり、一番目を引くのが、メニューバーの項目が日本語版と大きく違うことかと思います。

実は英語版のコミュニティには大量のコンテンツがあるのです。

今回のブログでは、言語設定を「English(US)」に変えることで見ることができるAlteryx Community（英語版）についてご紹介したいと思います。

英語版と日本語版の対応表

まず、英語版のメニューと対応する日本語版のコンテンツの対応表をご紹介します。

この対応表からも、英語版には非常に多くのコンテンツがあることがわかりますね！

それでは英語版と日本語版のコミュニティの違いについて、各メニューごとに紹介していきたいと思います。

Participate（参加する）

Discussions

　日本のコミュニティと異なり、製品ごとにボードが分かれています。

　特にその中でも「General」は季節的なイベントが開催される場所です。例えば、マーチマッドネス、ハロウィンイベント、クリスマスイベント（Santalytics、Advent of Code）など。

　たまに覗いてみて、各種イベントに参加してみてはいかがでしょうか？

Ideas

　アイデアは非常に重要なコンテンツです。

　Designerを始めとしたAlteryxのプロダクトをより良くするためのアイデアを募集している場所です。

　今の製品をより良くするためのアイデアがあれば（英語にはなりますが）ぜひ投稿していただければと思います。投票もできるので、すでに投稿されている良いアイデアがあれば、Likeをつけるなりコメントをつけるなりすると、より実装されやすくなるでしょう。

Other Programs

その他のプログラムがまとめられています。PILOT PROGRAM（βテストプログラム）やUXリサーチパネルなどに参加することができます。新しいものを触ってみたい方は登録してみてはいかがでしょうか？

ACE Program

Alteryx ACEを目指す方はぜひ読んでみて下さい。

Learn（学ぶ）

Academy

　同じアカデミーでも、英語版のコミュニティは非常に多くのコンテンツが存在します。特に、ラーニングパス、インタラクティブレッスンなどが非常に充実しています（そしてウィークリーチャレンジも充実しています）。

　インタラクティブレッスンは日本語版では今のところ基礎的な内容しかありませんが、英語版には非常に多くのコンテンツがあるので、幅広く勉強したい方はぜひこちらをご利用下さい。

Blogs

　ブログについては、各言語のコミュニティで独自色が強いコンテンツで、例えばACEが積極的に記事を書いているローカルコミュニティなどもあったりします。

　英語版のコミュニティの記事のうち、新機能などについては各ローカルのコミュニティ向けに翻訳されている記事もありますが、ほとんどはされていないため、わざわざここを見に来る価値があります。

　記事の中には、Alteryxの機械学習機能に関する記事や、最近ではインテリジェンススイートを活用するような記事も多く見かけますし、コミュニティ関連の記事も定期的にアップされています。ACEの発表などは英語版コミュニティのブログで行われています。

　また、特に昨年（2021年）からはAlteryx社がマクラーレンF1チームのスポンサーになり、F1関連の記事なども書かれていますので、興味のある方はぜひお読み下さい（英語ですが、Google先生の力を使えば楽々読めます！）

Podcasts

　ここには2つのコンテンツが存在します。「ALTER EVERYTHING」と「DATA SCIENCE MIXER」です。ポッドキャストですので基本的には音声のみのコンテンツで、データサイエンス、データ分析カルチャーについて、20～40分の間、司会の方とデータサイエンスの専門家の会話が繰り広げられています。世界の最先端の知識を得るために聞いてみてはいかがでしょうか？

Use Cases

　ユースケースは様々なユーザーがAlteryxを使って達成したことを紹介しているページです。幅広い業種で使われているため、みなさまの業種に近いユースケースも見つかると思います。

　また、Excellent Awardsというユースケースのコンテストが毎年開催されます（基本的には、Inspireなどのイベントの前です）。ここで勝つと来年のイベントのフリーチケット、トロフィー、ステージ上での表彰などの名誉が与えられます。良いユースケースをお持ちの方はぜひ投票してみてください（2022年度は2022年6月31日が締切なので日本の方はまだ間に合います！）。

Gallery

　以前はPublic Galleryと呼ばれていたものが、2022/01/01よりCommunityに統合されました。公式マクロなどを配布している重要な場所ですが、このメニューは言語設定をEnglish(US)に変更しないと出てきません。

GalleryではAlteryx社、AlteryxACE、ユーザーが作成した様々なマクロがダウンロードできるようになっています。ぜひご活用下さい。

まとめ

Alteryx Communityの英語版と日本語版の違いを解説しました。

英語版には日本語版にない様々なコンテンツがあるので積極的に活用してみて下さい。

特にマクロがダウンロードできるGalleryは英語版のメニューのみにしか存在しないため、メニューの切り替えが必須になりますが、得られる恩恵は大きいです。

Alteryx Communityを活用し、ぜひデータサイエンスの専門家になりましょう！