Alteryxは、最新リリースとなる2023.2の提供を開始いたします!最新リリースでは、エンタープライズ対応・クラウドフレンドリーな機能の開発および提供に引き続き注力し、以下のようなデータ活用を叶える強力な機能をご利用いただけるようになりました。
クラウドへの移行を加速*
今夏にリリースされたCloud Execution for Desktopにより、デスクトップで作成したワークフローをクラウドで実行できるようになりましたが、Alteryx Analytics Cloud Platform(AACP)の新たな機能強化により、デスクトップユーザーがクラウドのリソースをより良く活用できるようになりました。
ヨーロッパ地域とアジア地域のお客様が、各地域でAACPをホストするオプションを利用できるようになり、現地のデータセンターでデスクトップのワークフローを安全に保存および実行できるようになりました。
もうひとつの大きな進歩は、AACPにおけるアセットの共有です。データ分析においてはチームワークが重要ですが、今回の機能強化により、AACP内であらゆるユーザーがワークフロー、データセット、スケジュール、計画をシームレスに共有できるようになり、チーム内の足並みを簡単に揃えられるようになりました。
接続時のガバナンスを大規模に強化
Alteryx 2023.2では、データ分析におけるエンタープライズレディネスを強化するという当社の取り組みに基づいて、大規模な接続性をさらに強化するさまざまな機能を導入しました。
DatabricksのUnity Catalogが、DesignerおよびServerでサポート対象に
Databricks向けの機能の拡充により、Alteryx Analytics Cloud Platformで、DatabricksのUnity Catalogがサポート対象となりました。さらに、Alteryxの主要製品群においても、Unity Catalogのサポートが提供されるようになります。Unity Catalogを利用することで、さまざまな環境間で安全に分析プロセスを共有し、共同作業をスムーズ行えるようになるだけでなく、入力ツールやインデータベースツールを介してUnity Catalogにアクセスし、データを一括して取り込み、プロセスを統合および効率化できるようになります。
管理者向けAPIによりデータ接続マネージャー(DCM)プロセスを自動化
DCMのオブジェクト管理を容易に、サードパーティのアプリケーションと連携し、データを同期できるようになりました。この機能を用いることで、管理者がAlteryx Server APIを通じてDCMへの接続を直接作成、更新、削除できるようになるため、よりスムーズなデータの利活用が促されます。
DCM移行ツール
DCM移行ツールは、Designerユーザーの皆様が、ワークフロー内でODBC接続からDCM接続に効率的に移行することのできるソリューションです。Cloud Execution for Desktopを使ってクラウド上で分析を行う場合に、このツールを使えば、さまざまなタイプの接続をDCM対応へと簡単に変換できます
DCM接続の共有
新しいDCM接続共有機能を活用することで、チーム内でのコラボレーションを強化できます。チーム間でより効果的かつ安全な方法で接続を共有できるようになるため、チームのモチベーションの向上にもつながります。
エンタープライズ対応による生産性の向上
ユーザーの皆様からの貴重なフィードバックをもとに、日々の業務を改善し、組織の誰もが自信を持ってエンタープライズグレードのタスクに取り組めるよう、さらなる機能強化を加えました。
新しいAlteryx Marketplaceでツールと接続性を強化*
いよいよAlteryx Marketplaceが提供開始となり、ワクワクしています。Alteryx Marketplaceは、検証済みで、クリエイターによるサポートが受けられ、すぐにインストールできるアドオンを提供する場所であり、Alteryxのエキスパートが作成したコネクタ、エンタープライズ向けユーティリティ、マクロなどを入手して、分析機能やツールボックスを強化できます。以下に、Alteryx Marketplaceで現在入手できる最新のツールをご紹介します。
ぜひ、今すぐAlteryx Marketplaceにアクセスし、これらすべてのエキサイティングなリリースをダウンロードしてご活用ください!
欠落しているマクロにさようなら
もうマクロの欠落に悩まされる必要はありません。マクロの欠落をシームレスにデバッグできる機能が加わり、ワークフローでマクロが見つからない場合にポップアップメッセージが通知され、欠落したマクロパスを修正するためのダイアログが表示されるようになったため、ワークフローの工程を簡素化し、より重要な業務に専念できるようになりました。
独自のカスタムワークフローテンプレートの作成
新しいワークフローのテンプレートを使い、設定に時間をかけずに、ソリューションの構築により多くの時間を費やせるようになります。コメント欄、画像、お好みの色やフォントなどのあらかじめ用意されたコンポーネントを用いて、ワークフローを簡単にカスタムテンプレートとして保存することができます。これにより、ワークフローの作成プロセスを合理化し、一貫したワークフローの設計を実現することで、実用的なインサイトをこれまで以上に迅速に生成できるようになります。
Serverでタイムゾーンのスケジューリングを強化
APIの強化により、Alteryx Serverでスケジューリングの際のタイムゾーンを定義できるようになり、夏時間などによる変更をタイムリーに反映させ、正確な結果を得られるようになりました。
新たなフォーミュラ関数やプロダクト関数の利用が可能となり、データ変換がより簡単に
GetPart、GetLeft、GetRightの3つの新たなフォーミュラ関数の追加により、データの解析機能を強化するとともに、作業の手間を大幅に省けるようになりました。また、必要に応じて集計ツールの総乗(Product) 関数でレコードをグループ化し、複数のレコードを組み合わせることも可能になりました。
AIによる分析プロセスの拡張*
Alteryxの年次カンファレンスであるInspireでは、Alteryx Analytics Cloud Platform全体に生成AIと機械学習(ML)のパワーを注入するAIエンジンであるAlteryx AiDINをご紹介しました。今回は、当社のクラウドコネクテッド製品における最新の生成AI活用機能が、分析の民主化と組織内でのインサイトの広範な共有をどのように強化するかを詳しく見ていきたいと思います。
生成AIを既存のワークフローに組み込む
OpenAIのChatGPTを使用して、ワークフローの目的、入力、出力などの主要なロジックに関する概要を自動作成できる、Workflow Summaryツールが、AiDINの Designer Desktop用ツールとして新たに利用できるようになりました。これにより、ワークフローの可視性が向上し、分かりやすい概要を通じて、より良いコラボレーションと情報共有が可能になります。誰もがワークフローをより良く理解できるようになるWorkflow Summaryツールをぜひお試しください。
OpenAIコネクタ:Alteryxワークフロー内でOpenAIによる生成AIモデルをより強力に活用
OpenAIコネクタにより、Alteryx Designer内で、プラットフォームを切り替えることなく、生成AIのパワーを容易に活用できるようになりました。データから簡単にプロンプトを作成し、OpenAIのAPIでクエリを実行し、結果をワークフローに直接統合できます。
今後も、皆様にAiDINのパワフルな新機能をご紹介できるように精力的に開発を進めています。さらなるイノベーションにぜひご期待ください。
*これらの機能は、ユーザーの皆様が、いち早く最新のツールや機能強化にアクセスいただけるように、過去数か月にわたって、2023.2とは別で発表されたものとなります。
これらの新機能で皆様がどんな成果を達成するのか、本当に楽しみです。今回取り上げた新機能の詳細については、テクニカルドキュメントをご覧ください。皆様からのフィードバックやご提案もお待ちしています!Maveryxコミュニティのディスカッションフォーラムでアイデアをぜひご共有ください。
新機能をいち早くチェックしませんか?
Alteryxのイノベーションとパートナーシップに向けた取り組みをご紹介する、第4四半期カスタマーウェビナーでは、今後のロードマップや、Alteryxの最新情報をお届けします。ぜひご参加ください。
すでにAlteryxをご利用中のお客様は、パブリックプレビュー・ベータ・プログラムにご参加いただくことで、リリース前の最新機能を誰よりも早くお試しいただけます。単一のDesignerビルドで全機能をテストし、製品チームに直接フィードバックを送信できますので、ぜひご参加ください。
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